株価と経済の考え方

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株価

株価が上がることは喜ばしいことです。その一方、株価がここまで長期にわたって低迷してきた原因が解決されなければ、いつまでも株価が上がり続けることはできません。経済効果の薄い公共投資の拡大、深刻な財政赤字、それに伴う不十分な研究開発・人材育成支援策、社会保障後退による将来不安と消費低迷、後手に回る産業政策・通商政策・外交防衛政策など、1990 年代から 2000 年代に株価を低迷させた原因を本気で解決することが必要です。

経済

「経済」の語源は中国の古典に登場する「経世済民」。経済とは「世を経(おさ)
め、人を済(すく)う」ことを意味します。かの福沢諭吉翁も「経済とは貨殖興利(かしょくこうり)にあらず、世を経め、人を済うことなり」という趣旨を教えています。株価が上がることが、社会保障や産業政策などの課題解決にどのようにつながるかがポイントです。

通貨の単位「円」の名称を決めたのは、かの大隈重信翁。日銀の異次元緩和政策が、「財政規律のゆるみ」や、「円の価値の暴落」につながらないようにする配慮も大切です。